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ヤマトタケルの活躍した太古の昔より、この地は歴史の奔流にありました。
縄文文化圏と弥生文化圏の境界だったともいわれることもあり
東西がせめぎあってきた歴史の特異点ともいうべき場所でした。
それゆえか、草薙の剣の祀られる熱田神宮はもちろんのこと、大昔より続く歴史ある神社はとても多く、
それぞれに盛大な祭りが執り行われています。

あるいは、源頼朝出生の地もあり、岡崎の滝山寺のように頼朝と深い関係のある寺もあります。
さらに戦国時代、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康の三英傑も輩出しました。
県内外を見渡せば、桶狭間・長篠・長久手・関ヶ原という日本史に特大に記される合戦場もあり、そこに活躍した武将、敗れた武将の逸話も枚挙にいとまなく、それらに由緒を持つ祭礼もいくつもあります。
さらには江戸時代には徳川宗春という傑出した文化君主も登場し、山車からくり人形の文化は隆盛を極めます。

そして明治以降は日本の近代化、戦後復興の中心となった商工業の集積地でもありました。
また15世紀頃から東三河を治めた牧野氏の存在も東三河の祭文化を考える上で見逃せません。
そのうえ、この地域は西に木曽・長良・揖斐の木曽三川が合流する日本でも屈指の規模のデルタ地帯であり、
東は天竜川に沿って日本列島を形成する中央構造線によって形造られた非常に山深い山地を擁しております。
さらに海は伊勢湾三河湾という大きな内湾を擁し、加えて広大な平野部もあります。
この変化に富んだ地形と産業文化の集積地、そして常に歴史の奔流にあったことが、
この地に多様性に富んだ祭文化をもたらしたといえます。

このように魅力あふれる祭文化を持っていながら、残念ながらその存在を余り知られていないのが愛知の祭です。
祭文化の発信を通じて、この地域の魅力ある祭文化を発信していく、それが「愛知の祭.net」です。

愛知県民ですら、愛知の祭の魅力を知らない。
ともすると、愛知県はものづくりだけと思い込んでいる人までいる。
しかし、そのバックボーンにはこれほど豊かな文化の土壌があるのです。
祭は地域への愛着も育てます。祭が盛んな地域はお年寄りと若い世代、
子どもたちとコミュニケーションが実に上手く取れている。
祭を愛する気持ちは地元を愛する気持ちに通じます。
しかし、地元の魅力をその地元の人が知らなければ、伝統を次の世代に継承することさえ危ういでしょう。
リニアも開通し、今以上にボーダーレス化する近未来において、
地元愛ともいうべきアイデンテティの重要性は間違いなく高まっていきます。
まずは、愛知の人々に愛知の祭の魅力を知ってもらいたい。

そこが出発点です。

 


 

About this site「愛知の祭.net」

This area called Aichi, it was in a torrent of history more than the ancient past. This area was the so-called peculiar point that a Japanese eastern and western cultural sphere is a boundary. There are many shrines with history in this area including Atsuta-jingu. There is a magnificent festival in the respective shrines.

Three hero’s of great samurai general, Oda-Nobunaga, Toyotomi-Hideyoshi, Tokugawa-Ieyasu and they were born in this area. It’s also a born place by Minamotono-Yoritomo who opened Shogunate Government of Kamakura. There are also a lot of places by the great war where Japanese history was decided in this area. Several festivals derive from a warrior and a great war.

Karakuri-doll (mechanism doll) was added to a festival in this area with appearance of Tokugawa-Muneharu of the seigneur who esteemed culture in the Edo Period. That can also be called the source of manufacturing where this area is supported.

Paying attention to geography, River mouth delta is spread in the west, and in the east there is a deep valley by ancient crustal movement, further abundant inner bay and good harbor are embraced in the south. And the plains where agriculture is supported and a big city with history develop is in the central part.

These geographical elements and historical backgrounds contributed to development of diversity of a festival in this area deeply. The diversity of a festival is the biggest value of the festival in Aichi.

 

                                                                                     Den Makoto  




愛知の祭.netは、写真家デン真の写真作品を通して愛知の祭文化の魅力を発信します。
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〜愛知の祭.net の概要〜

開  設:2015年12月
写真と文:デン真
企画制作:有限会社エヌケーケー
     名古屋市中川区八熊三丁目8−15

参考文献:愛知の祭紀行(北條秀司著・中日新聞社刊)
     からくり人形の宝庫(千田靖子著・中日新聞社刊)
     東海叢書(伊奈森太郎著・名古屋鉄道刊)
     伊勢湾 海の祭と歴史を歩く(石原義剛著・風媒社刊)
     祭礼行事・愛知県(桜楓社刊)
     牛窪考増補版(柴田晴廣著)
     尾張国熱田太神宮縁記(熱田神宮庁)
     花祭(早川孝太郎著・講談社刊)


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祭の名称について・・・愛知の祭.netでは、原則として宗教行事の伴うものを「祭」、宗教行事の伴わないものを「まつり」と名称を分けています。実際の名称と差異が生じる場合もあるかもしれませんが、本来の文字の成り立ちを考えれば「祭」は宗教行事の中から生まれた文字であり、宗教行事の伴わないものは区別すべきだと考えます。何卒、ご了承ください。

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