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取材日:2016年08月15日 東三河

乗本万灯 新城市

乗本万灯2016_753

花祭で知られる奥三河の入り口、新城の盆はとても多彩な祭が執り行われている。祭といっても盆・供養の類でお囃子が出るようなものとは少し趣が違うのだが、どれもが奇祭といっていいものでとても興味深い。ここで行われる乗本万灯もまさしく奇祭で、縄に結んだ麦藁の大玉に火を付け、燃え盛る大玉をぐるぐると振り回すというもの。村を見下ろす万灯山の頂上で頂の縁で振り回すのだが、縄が火で切れると山の斜面を落ちていく。山火事にならぬように消防隊が傍らに万全の体制で控えている。とはいえ、麦藁玉にとくに安全対策がしてあるわけでもなく、「熱い!」といった声がそこかしこから聞こえてくる。男たちはサラシ姿だけにそれは熱いだろうと思う。ホームページの情報によれば、この祭は男だけで執り行われ、今でも女性は見物すら出来ないのだとか。

始まりは信玄原の火おんどりと同じく、長篠の合戦で敗れた武田軍の供養として始まったらしいが、火おんどりと同じく害虫退治の意味もあるのだろうと思える。

開催時期:8月15日(開催日時は主催者にご確認ください)
ところ:新城市乗本
交通:JR飯田線鳥居駅から徒歩20分
公式HP:http://www.okuminavi.jp/search/detail.php?id=625


万灯山の頂上からの眺め

日がしっかりと沈んだ頃に、松明は麓から山上へと運ばれる



サラシ姿の男が麦藁玉を振り回す

 

勇壮に力強く振り回すその姿に鎮魂の思いが込められる

 

3人の男衆が振り回す姿は勇壮そのもの

 

 

火は様々な形を作り出す

 

400年も続く鎮魂の灯火


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