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取材日: 昇龍道

御柱祭 下社木落し 

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御柱の歴史は1200年といわれたが、どうにも納得がいかない。どう考えてもそれ以上はあると思うし、日本最古の祭りと言ってもいいのではないだろうかと思える。その理由は祭の様式がとてもシンプルであること。木を切って山から出して神社に立てる。それだけだからだ。ここまでシンプルな祭の様式は早々無い。同じく1200年の歴史を持つ祇園祭とは全く趣を異にする。いくら文化が違うとはいえ、ここまで様式に差異があるのは不自然としか思えない。さらに言えば、この諏訪地域の特異性だ。古事記の中には国譲りの話の中に出てくるほど特別な地であること。もっと深く考えれば、超古代、人類が日本列島に足を踏み入れ、北へ北へとその生きる場所を広げていったとき、初めて諏訪を訪れた人はここをどう感じただろうか。どこから入ろうにも深い山に閉ざされた日本列島の最深部に、満々と豊かな水を湛える諏訪湖がある。誰がどう見ても古代人にはここは理想郷に見えたに違いない。そうとしか思えないのだ。
ここで祭りを行う、これはこの地に巡りあわせてくれたことに感謝しようと、ごく自然に思い至ったのではないかと思える。御柱はそれほどまでにシンプルだが私達に訴える力のある祭だ。


開催時期:寅年と申年の春
ところ:諏訪大社下社と周辺
交通:JR下諏訪駅からバスなど
公式HP:http://www.onbashira.jp/


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木遣は御柱祭の中において特に重要な役割を持つ

 

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御柱の二本の引き綱はこのように人の手でまず斜面を曳き出される

 

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長さが一体どれくらいあるのだろうと思える綱を氏子が下まで運ぶ

 

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木遣が山にこだまする

 

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足場の悪い急斜面で男たちが必死になって御柱を頂上まで曳き出す

 

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今日1本目の春宮四の柱

 

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ヨイサ!の掛け声がこだまする

 

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今日二本目、春宮三の御柱、滑りだした御柱は止まることがない

 

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落ちた柱を曳くために祭人が集まる

 

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落とす前に木遣で心を一つにしている

 

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今日最後の御柱は秋宮二の御柱、全体で八本ある御柱の中で三番めの大きさ

 

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御柱が止まりかけるやいなや、男たちが40度の斜面を駆け下りてくる

 

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