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取材日: 昇龍道

京都祇園祭 後祭

京都祇園祭 後祭2016_132

京都の夏を代表するというよりも日本の夏を代表する祭といっていいだろう。祇園祭は最初の始まりが疫病封じとして始まったとされる説や平安時代に貞観地震あるいは富士山爆発といった天変地異が短期間に連続したことからその災を天に突き上げた鉾で振りはらうというような意味で始まったとされる説もあると聞く。始まりはどうであれ、今は祇園祭といえば、夏病みを封じ込める厄払いの祭とされている。

近年観光客の増加に伴い、警備・運営が困難になってきたこともあって、昨年から前祭と後祭と、日程を2つに分けたのだそうだ。平安時代から千年以上も続く祭だが、太古の昔より戦乱の多い京都だけに祭も盛衰を繰り返し、今の祭の原型が出来たのは室町時代の頃といわれる。
宵祭は山鉾巡行はなく、提灯を飾り付けられた山鉾を眺めて風情を味わうものとなっており、囃子の音に誘われて路地を進むと綺麗な山鉾が見えてくる。歴史が古い祭だけに山鉾の形も特徴があるのかとおもいきや、祭人に聞いたところでは、山鉾のルーツはネパールにあるらしい。なるほど言われてみれば、日本らしさというよりも異国情緒を感じるデザインではある。長浜の曳山祭の時も感じたことだが、室町、安土桃山、この頃の様式は江戸文化とは随分違う様式がもてはやされていたのが伝わってくる。
翌日朝、烏丸御池から京都市中心部を山鉾が巡行するのだが、こういった大規模な曳山の祭においては撮影係としてコース内に出入り出来る場合を除いては、巡行が始まってから山鉾に近づくのは極めて難しくなる。したがって、祭の風景をその前に撮ることを私は心がけている。この日もまだ出発まで時間があって支度をしている様子を撮りに行った。この時間は祭人もまだ余裕があるので話しかけても気軽に答えてくれるから撮影もしやすい。見物人も少ないから構図も思うがままに撮れる。やがて烏丸御池より大通りを山鉾巡行が始まり、後祭のクライマックスを迎える。

京都の祇園祭、昇龍道と呼ばれる地域とは違うが・・・他に載せるページもないのでとりあえずここに記すことにしたことを、ご容赦ください。

 

日が沈むと提灯が輝き宵山が始まる

美しい京都の夏の風景

古都の街角は雰囲気がある

朝の準備は早朝から始まる

大船鉾は2年前に復活した

南観音山の出発前の風景

北観音山の曳き始めはいったん逆方向に進む

山鉾巡行のスタート地点に向かう南観音山

他に類を見ない豪華な幕

東山の山並みに映える山鉾 

御池通を巡行する大船鉾

四条通を行く北観音山

京都の夏の日差しが眩しい

ビルの中にあってもその大きさは引けをとらない

 

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