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取材日: 昇龍道

城端曳山祭 富山県南砺市

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城端の曳山祭は、曳山と庵屋台と呼ばれる車が一対となって曳き廻される。面白いのは御所望の出た家の軒先で庵唄を披露することだ。外で聴いていても優雅な響きに耳を奪われるのだが、家主の御好意で家の中に入って聴くと唄や三味線が土壁の町家に響いてじつにいいのだ。しばらく撮影したら退出しようと思って入ったのだが、あまりに美しい響きにせっかくだから最後まで聴くことにした。
庵唄は曳き廻される先々で演奏されるので、曳山はなかなか前に進んでいかないのだが、巾の狭い路地も多い城端では辻回しも見どころいっぱいだ。なかでも、大工町の小路は必見のポイントといっていいだろう。ここではあまりに路地が狭いため、曳山の屋根がガルウイングになっていたりするのだ。何も知らずにこれを見たら、拍手喝采まちがいなしだ。また90度の辻回しではなく、180度のUターンが見えるのも面白い。
富山の町は石畳が多い。一昨日に訪れた八尾の寺の住職にも聞いた話だが、明治・大正・そして昭和初期に繁栄した町が多く石畳もその頃に整備されたと聞く。城端の町は世界遺産となっている五箇山に続く五箇山街道の入口であり、かつては絹糸の集積地として栄えたのだという。越中の小京都とも呼ばれる町並みに曳山と庵屋台、そして庵唄の響きがとてもよく合う。


ところ:富山県南砺市城端地区

とき:5月4、5日



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五箇山街道の起点、城端の家並み

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祭の朝は獅子舞で始まった

 

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富山の山車(曳山)は絢爛なものが多い

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車輪も高岡と同じく豪華なデザイン

 

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善徳寺からの曳き出し

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寺が多い町並みを進む

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庵唄が所望された先で披露される

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ゆっくりと進む曳山

 

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辻回し、かなり勢いがある

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こちらはスライドする屋根

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2段に折れるものも

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曳山のUターン

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車輪を軋ませながら・・・なかなかの迫力がある

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愛知と同じく富山も山車が多い地域と言われる

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所望先で庵唄を披露する庵屋台

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