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取材日: 昇龍道

越中八尾曳山祭 富山県富山市

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「ほりきの みっつの よーかんぼー」と耳慣れない掛け声が上がった次の瞬間、曳山が動き出し、さらに合図を受けた次の瞬間、勢い良く交差点を車輪を軋ませながら曲がっていく、八尾の曳山祭では「角回し」と呼ばれる楫方の見せ場だ。(八尾で楫方という呼び名が正しいのかわからないが)
途中、見晴らしのいい寺があったので本堂に上がらせてもらって撮影している時に住職に掛け声のことを聞いたら、「ほりき」とは法力のことで大きな物を人の力によって動かすための言葉らしいということだ。
絢爛豪華な彫り物が施された曳山が古い家並みの中を勢いよく旋回する。その様子はちょっと愛知の山車祭りに似ている。越中八尾は秋に行われる祭「おわら風の盆」があまりにも有名だが、このような豪華な曳山の祭も行われる。また、越中八尾は日本の道百選にも選ばれるなど歴史的景観でも有名な場所ということだが、なるほど石畳の美しい町並みが広がっている。
越中八尾は富山藩の御納戸と呼ばれたほど養蚕と和紙によって築かれた財力を持った商業の町で、その豊かな富から生まれた曳山の豪華な装飾は彫刻、漆、彫金など富山の匠の技が光る見事なものです。曳山は6輌あり、高さは8mくらいあるだろうか。富山は金工・漆などの職人の街が多く、それゆえ、曳山の装飾は豪華さを競っていったのだろう。


 

とき:5月3日

ところ:富山県富山市八尾地区


 

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八尾の町は川から一段上がった土地に広がっている

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朝、聞名寺の境内に絢爛な曳山が並ぶ

 

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曳山の見せ場、角回し

 

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梶方の動きは独特

 

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幔幕の前での一コマ

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この曳山が出来上がったときは相当に綺羅びやかなものだっただろう

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途中のお寺の本堂から素晴らしい眺め

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西新町の坂、曳行路の一番の難所

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今年は下りだが隔年で進行方向が逆になるという

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前に進んでいるのではなく後楫で踏ん張っている様子

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角回しでは前後の楫を動かすようだ

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後ろ側の彫り物の豪華さは目を見張る

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緑に囲まれた八尾の風景、秋の風の盆もぜひ来てみたい

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